今はまだまだ人生を語らず

好きなことや思ったこと、気ままにひとり言を書いてみようかな。

クロエを恋人に

   

 ハリウッド女優のクロエ・グレース・モレッツが好きだ。女優で好きなのは、他にはアシュレイ・ジャッド。幼いクロエにセクシーなアシュレイと、二人に共通点を見出すことはたぶんできないので、私の好みはどのような女性だと説明することはできない。
 クロエを初めて映画で見たのは、『キック・アス』だった。彼女は小学生くらいだったんだろうか。丸い顔に愛らしい笑顔、めくれあがった唇がいろんな感情を表現する。そんなクロエを見て、ひとめぼれすると同時に、これは人に言ってはならない、やばい趣味の人だと思われる、と判断した。だから今まで妻以外の人にクロエが好きだと言ったことはない。少女が好きだとか思ったことはないし、少女をどうこうしようというような犯罪的な傾向もない。だけど、クロエが好きと思ってしまうのはどうしたものだろうか。
 そんなことを思いながら、クロエが出ている映画を見た夜に、私は夢の中でクロエに会った。私はクロエと同年代で中学生くらいだった。女子の友達とクロエと私の三人が日常の話をしている。私がクロエが好きだということを、女子の友達は知っていて、さかんに「告ったらいいのに」と煽ってくる。私はとまどいながらも、二人になったチャンスでクロエに「つきあおうよ。」(夢だから日本語が通じる)と告白した。その時のクロエの顔を忘れることができないでいる。クロエは一瞬少し困ったような表情を見せた後、小さくコクと頷いて、唇の片側だけを少しめくりあげたまま首を横に傾けた。夢はそこで終わった。
 夢を自由自在に見られるなら、続きを見たいものだと思う。