今はまだまだ人生を語らず

好きなことや思ったこと、気ままにひとり言を書いてみようかな。

ワインダーあるいはワインディングマシーンという商品

 ワインダーまたはワインディングマシーンというものがあることを時計好きなら誰でも知っていると思う。自動巻き腕時計は腕に着けずに数十時間すると止まってしまうので、それから使おうとすると、巻き上げだけでなく時間合わせや日付やGMT針などの調整が必要になる。いくつかの時計を持っていると、これがかなり面倒くさい。特に日付だけを単独で変えられない時計の場合、1か月近くの日付を送ることになるととても面倒くさい。だから、腕に着けていない間に、自動的に巻き上げてくれるワインダーという商品があり、これがなかなか便利だ。


 私はこれまでワインダーを数台購入した。値段は数千円から1万数千円。写真の商品は4個用でモーターは2つ付いている。ワインダーはすぐに壊れる。おそらくこれほど脆弱な家電は他にはないだろう。この商品は11か月で壊れた。保証期間は12か月なので、たぶん保証してもらえるのだろう。


 もしもこの記事を読んでいて答えをご存じなら教えていただきたい。
①ワインダーはどうしてこんなに壊れるのか
②ワインダーで時計を動かし続けた方が時計にはいいのかどうか

初めての中古時計購入 Omega Constellation

 オメガは好きなブランドの一つだ。スピードマスターとこのコンステレーションを所有している。しかし実は、コンステレーションのデザインは最初から好きだったわけではない。ケースの両端からベゼルを留めるようなツメに違和感を感じていて、自分がそれを身に着ける日が来るとは思っていなかった。
 そんな自分がコンステレーションを買ったのは、職場の後輩の結婚式があったからだ。ホワイトかシルバーの文字盤で、スポーツタイプでない時計をと思ったとき、私のコレクションの中にそういうものがなかった。候補に挙げたのは、このコンステレーションとロレックスのオイスターかデイトジャストだった。
ホームページで2つの候補をじっくりと見比べて、百貨店の時計売り場に足を運び、2つとも腕に着けてみた。ダークスーツの袖から覗く2つの候補はどちらもなかなか渋いが、私には嫌いだったコンステレーションのツメが個性的で主張があるように思えた。
 即決を避けて自宅であれこれホームページを見ていると、コンステレーションの中古が売りに出ていた。正規店で購入されたもので数か月しか使われておらず、保証期間もたっぷり残っている美品だという。販売店は関東の質屋。価格は定価の40%くらい。並行品の新品だと定価の70%くらいだから、新品と比べて半額程度というわけ。信用できるかどうかもわからないショップの中古品を買ってもいいのだろうか。迷った。今までに中古時計を買ったことはない。ホームページの数枚の写真だけを頼りに数十万円の買い物。妻に知られたら叱られるだろうな。思ったような商品でなかったとき、返品はスムーズにできるのだろうか。あれこれ考えていたら、なかなか踏み切れない。中古品は一品ものだから、売切れたらそれで終わり。代わりの商品はない。買うなら早くポチしなければ…。
 時計を買うのにこれほど迷ったことはない。注文画面であと1クリックで確定というところで逡巡してやめるということを三日は繰り返した。ようやく決心して注文したが、商品を手にするまでに「やっぱり新品を買えばよかった。」と何度も後悔した。
 商品が手元に届いた。期待以上の美しさで、私は胸をなでおろした。ブレスの長さを調整するために、オメガブティックに行った。オメガブティックの対応はいつも本当に気持ちのいいもので、店員さんに新作を見せてもらいながら説明を聞いている間にブレスの調整が完了した。深紅のオメガ純正時計ケースをいただいて帰った。
 初めての中古品購入はたまたまの成功だったと思うが、この不安は体に良くないので、私はもう中古品を買うのはやめようと思った。

クロエを恋人に

   

 ハリウッド女優のクロエ・グレース・モレッツが好きだ。女優で好きなのは、他にはアシュレイ・ジャッド。幼いクロエにセクシーなアシュレイと、二人に共通点を見出すことはたぶんできないので、私の好みはどのような女性だと説明することはできない。
 クロエを初めて映画で見たのは、『キック・アス』だった。彼女は小学生くらいだったんだろうか。丸い顔に愛らしい笑顔、めくれあがった唇がいろんな感情を表現する。そんなクロエを見て、ひとめぼれすると同時に、これは人に言ってはならない、やばい趣味の人だと思われる、と判断した。だから今まで妻以外の人にクロエが好きだと言ったことはない。少女が好きだとか思ったことはないし、少女をどうこうしようというような犯罪的な傾向もない。だけど、クロエが好きと思ってしまうのはどうしたものだろうか。
 そんなことを思いながら、クロエが出ている映画を見た夜に、私は夢の中でクロエに会った。私はクロエと同年代で中学生くらいだった。女子の友達とクロエと私の三人が日常の話をしている。私がクロエが好きだということを、女子の友達は知っていて、さかんに「告ったらいいのに」と煽ってくる。私はとまどいながらも、二人になったチャンスでクロエに「つきあおうよ。」(夢だから日本語が通じる)と告白した。その時のクロエの顔を忘れることができないでいる。クロエは一瞬少し困ったような表情を見せた後、小さくコクと頷いて、唇の片側だけを少しめくりあげたまま首を横に傾けた。夢はそこで終わった。
 夢を自由自在に見られるなら、続きを見たいものだと思う。